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映画「悪人」を観ました

昨年公開の映画「悪人」が、早くも地上波で放送されました。

吉田修一の原作もベストセラーになり、この映画も大ヒットしました。

キネマ旬報第1位、日本アカデミー賞5部門、
モントリオール世界映画祭主演女優賞(深津絵里)受賞の名作です。

観るのは2回目です。

以前、DVDで観たことがあります。

その前は、原作も読みました。

つまり、この物語、このテーマ「悪人とは誰か?」に、向き合うのは3回目です。

しかし、その問いは、薄ぼんやりとしており、いまだにはっきりしない。

というより、そこから逃げていると言っていいでしょう。

この物語が問いかけるものは、今自分が正面切って考えるには

重すぎるし、何より怖い・・というより正直考えたくない、というのが本音です。


しかし、小説も映画も見ごたえはありました。

昔観たATG映画のような、日本映画の良さを思い出しましたね。


出演:妻夫木聡•深津絵里•岡田将生•満島ひかり•樹木希林•柄本明 他

原作:吉田修一 
監督:李相日  
脚本:吉田修一・李相日
音楽:久石譲

若い女性保険外交員の殺人事件が起こる。。ある金持ちの大学生に疑いがかけられるが、
捜査を進めるうちに土木作業員、清水祐一(妻夫木聡)が真犯人として浮上してくる。
しかし、祐一はたまたま出会った光代(深津絵里)を車に乗せ、
警察の目から逃れるように転々とする。そして、次第に二人は強く惹(ひ)かれ合うようになり……

images悪人


話自体はミステリー仕立てなものの単純で、犯人捜しとかではない。

人気小説を映画化すると、大なり小なり勝手な解釈で、
話自体を捻じ曲げるのが常なのだが、この映画では作者の吉田修一自身が
脚本を担当しているので、話はほぼ小説に沿って進みます。

そのなかで、小説では描ききれないイメージをクローズアップし、
映像により、直接観る者にダイレクトに伝えています。

主人公の住む寒村のさびれ方や、九州の地方都市の雰囲気など
彼や、彼女達が住む場所が、なにより強く印象に残ります。
そのことが、より彼らの孤独を浮かび上がらせてくれます。

これが大都市では、全然違ってきますよね。

妻夫木聡が運転する車の閉鎖空間、感情を爆発させるかのように
突然頭を壁にぶつける行為、深津絵里が、客を足元から眺める視線
岡田将生、満島ひかるの車内での空気、雨の中立ち尽くす柄本明・・・

これらは、映像で、よりリアルに観る者に語りかけてきます。

彼ら、彼女らがどのような生活、生き方を送ってきたのか、
なぜこの事件が起こったのか、それをどう受け止めたのか・・

樹木希林の演技はここでも際立っていました。

去っていくバスに黙って頭を下げる・・殺到するマスコミに向かって
ゆっくり頭を下げる・・その行為だけで主人公の祖母の生きてきた時間
そしてこれからを想像させます。

私が最も共感したのが、柄本明が岡田将生に言った一言
「そうやって生きていったらいい・・」のくだり
今の風潮に多少なりとも憤っていただけに、心に来ました。

小説と映画の連動性が、見事に生きた映画でしたね。

imagesCAJWHGBW.jpg


それにしても、出会い系サイトというのは、なんなんでしょうね。

孤独感から、誰かとつながっていたい・・という気持ちはわからないでもないですが、
それを出会い系で解消しよう・・というのはおやじの私なんかには
やっぱり理解できないんですよね。

私が、この小説や映画に深く入り込めなかったのは、この点だけなんですよ。

そんなのがなかった時代のほうが、人のつながりはあったような
いや、人のつながりが希薄になったから、そんなのが出来たのか・・


まあ、灯台から(あの灯台はどこなんでしょうね)の朝焼けの
素晴らしさと、深津絵里のきれいさは、
ひたすら重い作品を、少し浄化してくれましたね。

それでないと、疲れ切ってしまいます。

もうこの年でこんな作品を観るには、心と体の
準備が必要だと、改めて思いましたね・・・


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[ 2011/11/07 00:56 ] 映画 | TB(0) | CM(0)
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