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松本清張ドラマスペシャル「砂の器」

過去に何度もドラマ化されてきた、松本清張の名作の「砂の器」

もう説明の必要のないほどでしょうが、
又々ドラマ化されました。

ただ、小説や今までの映画やドラマとは違い、
ベテラン刑事の今西刑事ではなく
脇役ともいえる、若い吉村刑事を主役に描いています。

製作が発表された時、このブログでも取り上げたんですが
そんなことをすれば、物語の本質が変わってくるんじゃあないかという
懸念がぬぐえませんでしたね。

ですから、少々不安なまま、第1夜、第2夜と観ました。

脚本 竹山洋

出演 玉木宏、中谷美紀、佐々木蔵之介、小林薫、加藤あい、
   西村雅彦、大杉漣、榎木孝明、小林稔侍、橋爪功、山本學、江波杏子、平泉成、
   長谷川博己、紺野まひる、原田龍二、森本レオ、今井雅之、合田雅吏、デビット伊東、
   烏丸せつこ、米倉斉加年、かとうかず子、六平直政

砂の器

結論から言えば、名作とまではいかないけれど、思っていた以上に良いドラマになってました。

玉木宏は、現代的なイケメンすぎて、この話にはスマートすぎるきらいはありますが
熱演だったことは確かですし、小林薫とのコンビも良かった。

新しい登場人物として、新聞記者役で吉村刑事の恋人役が
刑事顔負けの活躍をするんですが、初めは、なんで?と思いましたが
さすが中谷美紀です。
だんだんドラマに馴染んでいきましたね。

そして佐々木蔵之介、長谷川博巳が、とにかく存在感を示していました。

特に佐々木蔵之介は、新しい和賀英良像を作り出したといえます。


でも、この作品がそこそこ(あくまでそこそこですから)良い出来になったのは
竹山洋の脚本によるところが大きいと思います。

あくまで、名作映画の「砂の器」を下敷きにして、そこに原作にある
「ヌーボーグループ」等のエピソードを加えたことが、成功しています。

前半の刑事の捜査、次々浮かび上がる事実、これを、ことさら大げさに描かず
むしろ拍子抜けとも思えるほど、淡々と進めることで
後半の刑事たちと犯人の対峙、そして真相のドラマチック性が高まっています。

音楽によって、重要な効果が生まれていることも映画の影響でしょう。
使われた音楽(沢田完作曲)も映画の音楽「ピアノ協奏曲”宿命”」に
影響されているのは明らかでした。

そして最大の特徴は、犯人の取り調べをクライマックスにしていること。

小説でも、映画でも逮捕状が出て、犯人逮捕までを描いていて
それ以後の取り調べまでというのは、おそらくこれが最初でしょう。

このシーンでの佐々木蔵之介と玉木宏の対決は相当見ものでしたね。
(しかし、状況証拠だけで自白に持ち込むのは、今ではちょっとね・・まあ、昔の話ですが)

images砂

ただ惜しむらくは、親子の放浪の旅の原因が、ハンセン氏病とそれに対する差別という、
この映画の本質と言える部分を、ただの殺人事件の冤罪に変えてしまったこと。

まあ、今のテレビ局からしたら「ハンセン氏病」なんかも、厄介なテーマなんでしょうね。

だからといって、物語の本質まで変えてまで、わざわざドラマ化しないでも・・
(そういえば、中居正弘主演のドラマもそうでしたね)
脚本家は、くやしかったでしょうね。

しかし、それ以外には昭和30年代の雰囲気も良く出ていますし
なにより映画の良さを、思っていた以上には崩してなかったのが好感が持てます。

テレビ朝日が、何年も松本清張の作品を製作してきた成果でしょうね。

ただ、やっぱり脚本、演出、映像、音楽・・
本物に感動させられるのは、映画の「砂の器」なんですよね。

まあ、日本映画史上に残る名作と比較されるのに
何度もドラマ化されるのは、それだけこの話に引かれる人が多いということなんでしょうが・・




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[ 2011/09/11 23:13 ] スペシャルドラマ | TB(0) | CM(0)
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